:: 生徒への思い

『教育』という言葉の重みは人それぞれで、一言で説明できるものではないのかもしれない。

子供たちと触れ合うことによって生まれる喜びや悩み、そして様々な葛藤は、経験した者にしか分からない感情を生む。

時には、自分の無力さが歯がゆくてならない日もあり、また別の日は、言葉に尽くし難い喜びに満ち溢れることもあるだろう。

それでも、人が誰かのために全力で人生と向き合う、この『教育』という現場を、私たちは誇りにして生きている。

子供たちの笑顔、保護者の愛情、講師たちの情熱。それらのすべてに『生きる』ことを実感できるからだ。

 

世の中に夢を与える仕事は少なくないかもしれない。人の夢が世界を動かし、社会を作っていく…、それも迷信ではないだろう。

ただ、一生涯にわたって一人ひとりの夢に寄り添い、共に作り上げていくことができるのは『教育』に携わる人間だけだと思う。そしてその情熱が、また次世代を作り上げていく。

熱い思いを胸に、私たちは今日も一人ひとりに語りかけ続ける。

『きっと夢は叶う。未来は明るい!』と…。

 

私たちが、最初に喜びを感じるのは、大切な出会いの場面。何かを求めて教室の扉を開けてくれた日のことは強く心に刻まれる。

そして、初めて子供たちがそっと未来の夢を語ってくれた時、まさに心が震える感動と喜びに満たされる。

さらに、夢を叶えた子供たちが、再び教室の扉を押し開けてくれた瞬間、ただひとこと「ありがとう」と、伝えたい。

『共に夢を見させてくれてありがとう』

気が付くと、そんな自分がまた一歩、前進しているのだ。

 

『教育』とは、全力で人の夢に寄り添うこと。そしてまた、自分を高めること。私たちが作り上げた情熱の結晶が、未来を明るく照らすことを信じ続けて…。